今までに数々の組み込み機器開発を行ってきました。
特に皆様が日常で利用される「券売機」や「自動改札機」といった駅構内でよく見かける駅務機器といわれる機械には設立以前から開発に関わってきました。
そして、その様々な駅務機器は時代を経て現代まで進化を続けています。
券売機の場合、以下のような進化を遂げてきました。
①ボタンに購入金額が記されたシールを貼り付けたタイプ
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②ボタンに7seg表示機器を埋め込み、金額をコンピュータ制御で切り替えて表示するタイプ
↓
③ボタンを無くし、カラー液晶タッチパネルで表示するタイプ
そして、その進化を実現するためにはソフトウェアの技術も複雑かつ膨大に変化してきます。
当社はその変化に遅れることなく追随し成果を収めてきました。
さらに大事なことを意識してソフトウェア開発を進めることも忘れません。
それは、進化の理由を意識することです。
進化には必ず理由があります。
例えば①→②へ進化するには理由がありました。
①では以下のような課題があったことが、②へ進化することで解決されます。
・シールがかすれて金額が見えにくくなってお客様が困る
・運賃が変わる時に作業員の方が全部のシールを貼りかえる手間がかかる
ソフトウェア設計の本質的な理由を意識して、安心・安定なシステムを設計することが当社の組み込み機器開発の基礎となっているのです。